アニメを作ることを舐めてはいけない [読書感想文]
3月は本を一ヶ月に一冊読むを達成できませんでした。
読んでいたんですけど読みにくいんですよ、この本
久しぶりの富野本。久しぶりだと、富野節は読むの疲れますね
Gのレコンギスタを考える上でのメモをまとめた一冊
なんていうか……、老人と中二病が混ざったような感じ
中二病の老人
勿論、実績も実行力もあるので、妄想だけの中二じゃないんですけど
前々から、富野さんは脚本からは手を引いて、演出に絞った方が良いと思っているのですが、改めてそう思った一冊でした
全部自分でやられるとくどくなるし、分かりにくくなる
人に対してはそれを指摘しているような箇所もあるんですが、ご自分もですよ、と言いたくなる
長年、氏を追いかけているからというのもありますが、残念ながら新たな発見なんかは在りませんでした
でも、最近の氏の様子をうかがい知ることはできて、ファン的には宜しいんじゃないでしょうか?
誰かこの状況を説明してください [読書感想文]
漫画アプリサイトの広告で気になったから原作をなろうで読んじゃったシリーズ第3弾。
まずタイトルが凄い
「誰かこの状況を説明してください」
なかなか付けられないタイトル。しょっちゅう忘れてしまいます。
コミック版におまけ小説が付いているらしいのですが、コミック版のレビューが酷い
漫画は面白かったけど、小説は稚拙で小学生が書いたみたい
言いたいことはなんとなく分かる
でも、きちんと書籍化されているってことは、そこにニーズがあるんだよな。と思いながら読んでました。
主人公の頭が悪いのも苦手な系統なんですが、これも勉強と頑張って読みました。
ちょっとましになってきたかなと思ったら、記憶喪失でまた頭悪いのに戻った時は、本気で読むの止めようかと思いました。
でもまぁ、それもテクニックですよね
何より感心するのは作者さんの書くスピードの速さ。
本編の更新頻度だけでもすごいのに、その合間合間に外伝的なお話を次々に書いています。
そのバイタリティーには平服するばかりでございます。
31番目のお妃様 [読書感想文]
漫画アプリ広告からなろうで小説読んだよパターン第2弾
転生物ではなくて異世界物
王様のお妃候補が31人いるんだけど、最後の31人目のなり手がいないので人数合わせで貧乏領主の娘が選ばれたら、あれよあれよというお話
浦沢直樹のneo漫勉に西炯子さんが出演された時に、「少女漫画は恋が成就するまでのお話」っておっしゃっていて、なるほどなーと思っていたんだけど、このお話では主人公と王様はあっという間に恋に落ちます
30人ごぼう抜きです
まぁ、正式に結ばれるまでには色々とあるんですが、二人の恋心は全く変わらないし、相手を疑ったりもしない
少女漫画でも最初からラブラブな話はありますが、相手を疑うエピソードは定番
それがちっともない
作者もしかして男性なんかな?と思ったり
という、なかなかに不思議な感じのお話でした。
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました [読書感想文]
年始に一ヶ月に一冊は本を読むという目標を決めて、2月分のノルマは昨日の海賊の本でクリアしたのですが、実は他にも結構な量を読んでいました。
SNSを見ていると色々と広告が挟まるのですが、コミックアプリの広告も結構多いです。
サンプルで面白そうなものは読みに行って、無料分を読んだりもするのですが、原作がなろう小説だったりすると「小説を読もう」に読みにいってそのまま済ませたりしています。
で、3シリーズほど読み終わりました。なろう分がそのまま本になるわけではありませんので単純な換算はできませんが、たぶん15冊分ぐらい読みました。
好きで呼んでいるとは言え疲れたのですが、その成果が先日公開した「悪役令嬢24」に出ているんじゃないかなと、思います。
で、「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」
こちらは絵柄も好みだったのでまずは原作漫画を全て揃えました。
2巻に小説版の1巻が付いていたのでそれを読んで、小説を読もうで公開分を全て読みました。
3シリーズ読んだと書きましたが、この作品がぶっちぎりでうまくて面白くて好きです。
1作目を書かれた時に先の展開をどこまで考えておられたのか分かりませんが、話のスケールが見事に広がっています。登場人物もどんどん増えていくのですが、その整理も上手です。
主人公たちだけではなくて、周囲の人物もどんどん結婚していくのはちょっと都合が良すぎですが、まぁその辺りはジャンル上仕方がないでしょう。
漫画版も最後まで書いて欲しいところですが、同じ原作者の別の話をコミカライズ中ですので、難しいでしょう。でも、新シリーズも面白いので期待です。
書籍限定の8巻だけ未読なのですが、ちゃんと買って読もうと思います。
世界史を作った海賊 [読書感想文]
ブラタモリで村上水軍(海賊)の話をやっていて「そういえば本を買ったな」と思ってkindleを起動したらイギリス海賊の話でした。
エリザベス女王1世の時代。
まずエリザベス女王1世が16世紀だということにびっくり。
そんなに昔だったんですね。日本では戦国時代から江戸時代に入るころ。
そんな頃から遠洋航海して貿易をしていたのだと改めて知りました。日本にもザビエルとか来ていましたし、東南アジアに日本人町があったのは知っていましたが、改めて凄いなと実感。
そしてイギリスのやりっぷりが酷いw
国公認、女王公認の海賊行為で、当時強国だったスペイン、ポルトガルから略奪しまくり
奴隷売りまくり
黒人奴隷を売っていたのはそもそもアフリカの黒人だというのは知っていましたが、初めてその裏側を見ることができました。
主にアメリカの影響で奴隷と言えばアフリカから連れて来られた黒人奴隷みたいなイメージになっていますが、奴隷制度なんて太古から世界中であるわけで、そのほとんどは戦争に勝った国が負けた国の人間を捕虜にしている。
南北アメリカ大陸に送り込まれたのも、アフリカの国同士の闘いで負けた人たちで、その利権のほとんどをポルトガルが持っていたのをイギリスがかっさらっていったと。
色々と人間の業の深さを教えてくれる本でした。
時代がけっこうあっちこっち行くあたりは分かりにくかったです。
ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ [読書感想文]
家族に「今年の目標は?」と不意に尋ねられた時、「なにもない」と力強く答えたのですが、この本を読んでいる時に思いつきました。
毎月1冊は本を読む。
まじで
小説家を名乗ってはいますが、全然小説読んでないんです
読んでいるのは漫画ばっかり。漫画はけっこうな数読んでるんです
去年は小説を読んだだろうか?記憶を探っても出てこない
新書を読んだ覚えはあるのだが
まじでやばい
このシリーズは図書館で借りて読んでいまして、この最終巻が出ていたことは知っていたのですが、借り手も読まない気がしていたので放置しており、旅行のガイドブックを借りるついでにようやく借りたのですが、1か月放置。正月明けにはさっさと返せとの督促が来ると予想されたので、正月休みの最終日に必死で読みました
で、まぁ、このブログを書くにあたりうろ覚えのタイトルを調べ直したら、全く見ていなかったサブタイトルが目に飛び込んできました
「栞子さんと果てない舞台」
めちゃくちゃ良いサブタイトル!
他に何も書くことはありません
このサブタイトルが全てです
毎月1冊は本を読む。
まじで
小説家を名乗ってはいますが、全然小説読んでないんです
読んでいるのは漫画ばっかり。漫画はけっこうな数読んでるんです
去年は小説を読んだだろうか?記憶を探っても出てこない
新書を読んだ覚えはあるのだが
まじでやばい
このシリーズは図書館で借りて読んでいまして、この最終巻が出ていたことは知っていたのですが、借り手も読まない気がしていたので放置しており、旅行のガイドブックを借りるついでにようやく借りたのですが、1か月放置。正月明けにはさっさと返せとの督促が来ると予想されたので、正月休みの最終日に必死で読みました
で、まぁ、このブログを書くにあたりうろ覚えのタイトルを調べ直したら、全く見ていなかったサブタイトルが目に飛び込んできました
「栞子さんと果てない舞台」
めちゃくちゃ良いサブタイトル!
他に何も書くことはありません
このサブタイトルが全てです
月間少女 野崎くん 10巻 [読書感想文]
定番の修学旅行編。
野崎くんで久しぶりに笑った気がする。
作品の問題なのか、こちらの精神状態の問題なのか?
しかしまぁ、続いてるなぁ。作中ではまだ1年経ってないんだっけ?
そろそろ1巻から読み直してみようかな。
野崎くんで久しぶりに笑った気がする。
作品の問題なのか、こちらの精神状態の問題なのか?
しかしまぁ、続いてるなぁ。作中ではまだ1年経ってないんだっけ?
そろそろ1巻から読み直してみようかな。
あなたのための物語 [読書感想文]
久しぶりにマンガでもラノベでもない本を読んだ。
辛かった。
1章を読み終えるのが本当に辛い。
こんな導入を書く作者が信じられなかった。
速攻で読むのを止めさせないという自信がなきゃ、こんな導入は書けないよな。
今回は最後まで読むんだ、という強い意志を持っていたのでなんとか読み切った。
そして最後まで読み切った。けっこう時間がかかった。一ヶ月ぐらいかかっただろうか?
読み切って、1章を読むと、こんなに短かったのかと驚いた。
とても長く感じたのに。それだけ私の読書能力が回復したということか?長谷文調に慣れたということか?
心に残ったのは、小説は相手の時間を奪ってなんぼだってところ。
ああそうだよな。私も人の時間を奪いたくて創作活動をしているんだよな。
などとすでに締め切りまでもう一ヶ月もないのに、一文字すら書いていない状態で思う。
辛かった。
1章を読み終えるのが本当に辛い。
こんな導入を書く作者が信じられなかった。
速攻で読むのを止めさせないという自信がなきゃ、こんな導入は書けないよな。
今回は最後まで読むんだ、という強い意志を持っていたのでなんとか読み切った。
そして最後まで読み切った。けっこう時間がかかった。一ヶ月ぐらいかかっただろうか?
読み切って、1章を読むと、こんなに短かったのかと驚いた。
とても長く感じたのに。それだけ私の読書能力が回復したということか?長谷文調に慣れたということか?
心に残ったのは、小説は相手の時間を奪ってなんぼだってところ。
ああそうだよな。私も人の時間を奪いたくて創作活動をしているんだよな。
などとすでに締め切りまでもう一ヶ月もないのに、一文字すら書いていない状態で思う。
だがしかし 11巻 [読書感想文]
最近の連載中の好きな漫画ランキングではTOP5に入っていた大好きな作品、だがしかしが終わってしまいました。
ネタ切れになってボロボロになるよりはすぱっと終わって良かったですが、やはり悲しいです。
まぁすでにネタ切れになっていた感はありましたけど。
10巻ぐらいからは最初の勢いは完全に失われていましたからねぇ。
連載の最終回も、まぁこんなもんかな、と言う感じで受け止めていたのですが、単行本でやってくれました。
おまけ4コマの最後。
中学生男子はこれで良いんですよね!
最後の最後で良いもん見たなって気分になれました。
コトヤマ先生の次回作を楽しみにしています。
ネタ切れになってボロボロになるよりはすぱっと終わって良かったですが、やはり悲しいです。
まぁすでにネタ切れになっていた感はありましたけど。
10巻ぐらいからは最初の勢いは完全に失われていましたからねぇ。
連載の最終回も、まぁこんなもんかな、と言う感じで受け止めていたのですが、単行本でやってくれました。
おまけ4コマの最後。
中学生男子はこれで良いんですよね!
最後の最後で良いもん見たなって気分になれました。
コトヤマ先生の次回作を楽しみにしています。