最近では一番好きな作家、万城目学氏。
好きゆえに直木賞とか取って欲しくないなーと思う。
分かってよ、この複雑な気持ち。
作中は、ネコとイヌが決して分かり合えない世界。
ネコは人間の言葉が分かるし、イヌも分かるけれども、ネコとイヌはお互いの言葉を理解できない。
でも、嵐の日に出会ったイヌの玄三郎とネコのマドレーヌはお互いの言葉が分かったから、夫婦になった。
しかし歳老いた玄三郎に残されていたのは1年かという短い時間だけ。
そんな2匹の1年間のお話。
本当は飼い主であるかのこちゃんも大いに関わってくるのだけども、今のオレにとっては2匹のお話。
2010-09-22 20:35
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